2009 年参加から2014 年終了するまで、「サクラ大戦ライブ・コンサート」10 公演の収録および Mixを担当

( 記憶が風化する前に憶えていることをまとめておきました )

サクラ大戦』は、1996927日にセガよりセガサターン用ソフトとして発売されたドラマチックアドベンチャーゲーム
ゲームのみならずアニメや舞台などのメディアミックス作品として発展することとなり、
舞台・ライブはキャラクターの声を演じている声優さんが、実際に舞台上でそのキャラクターを演じるミュージカル仕立ての公演です

総合プロデューサー・原作;
広井王子
音楽;
田中公平

主宰;セガ、協力;サミー、企画・監修;レッド・エンタテイメント、制作;レイネット
音響制作;サウンドクラフトライブデザイン室
映像収録;東京 V.P.R
 音声収録;ウエーブ・マスター(ディレクター:戦友 磯田重晴)
収録 Mobile Truck;SCi

 

「サクラ大戦・巴里花組ライブ2009 〜燃え上がれ自由の翼

20091226日、27日 @ 青山劇場

12/27の公演を収録(CD , DVD)

 

「サクラ大戦・帝都花組ライブ2010

201036日 @ 新宿厚生年金会館

1日だけのプレミアム復活ライヴ(CD , DVD



新宿厚生年金会館
 経営合理化および建物の老朽化により、2010年3月31日、閉館

『サクラ大戦・ 巴里花組&紐育星組ライブ2010 〜可憐な花々 煌く星々

20101210〜12日 @ 青山劇場

巴里花組と紐育星組による
2都合同ライブ! 12/11の公演を収録(CD , DVD)

「サクラ大戦・紐育星組ライブ2011〜星を継ぐもの〜」

2011729日(金)〜 31日(日)@ 日本青年館大ホール

7/30の公演を収録(CD , DVD)

「サクラ大戦・武道館ライブ2 〜帝都・巴里・紐育〜」

2011年10月7日 @ 日本武道館 

サクラ大戦
15周年記念ライブ (CD , BlueRay , DVD
帝都花組巴里花組紐育星組、至上最大3都合同の輝き溢れる夢の競演

今回、ライブビューイング & 配信 有り
ワーナーマイカル・シネマズにて全国10館 生中継(北海道・宮城・福島・新潟・石川・愛知・茨城・広島・香川・福岡)
ニコニコ動画にて生配信

「サクラ大戦紐育星組ライブ2012 〜誰かを忘れない世界で

2012831〜 92日 @ 日本青年館大ホール

サクラ大戦
16周年の幕開けを飾る紐育星組の新たな物語 

9/1の公演を収録、ニコニコ動画 生配信(CD , DVD

 

「サクラ大戦巴里花組ライブ2012 〜レビュウ・モン・パリ

2012年12月26〜 1229日 @ 青山劇場

3年ぶりとなる巴里花組単独ライブ

12/28 の公演を収録、ニコニコ動画 生配信(CD , DVD)


*青山劇場
 「こどもの城」の閉館および建物の老朽化の為、2015年1月30日、閉館

「サクラ大戦紐育星組ショウ2013 〜ワイルド・ウエスト・希望

2013年7月26〜 728日 @ 日本青年館大ホール

過去2回のライブから一転"ショウ"と銘打った公演 
ゲストにオペラ歌手・北原瑠美さんを迎え、新作ショウの舞台は西部開拓時代

7
/27 の公演を収録、ニコニコ動画 生配信(CD , DVD)

 

「サクラ大戦巴里花組ショウ2014 〜ケセラセラ・パリ

2014213〜16日 @ 東京・天王洲 銀河劇場

ライブからショウへ華麗なる転換、よりキャラクターを掘り下げた「魅せる」演目に魅了される作品
ゲストに歌手・俳優の松原剛志 氏、ダス・モルテス(死者)役

2
/16 の公演を収録、ニコニコ動画 生配信(CD , DVD)

 

「サクラ大戦紐育星組ショウ2014 〜お楽しみはこれからだ〜」

2014829〜31日 @ 日本青年館大ホール

8
/30 の公演を収録、ニコニコ動画 生配信(CD , DVD)


*日本青年館大ホール
 東京 2020 オリンピっクの為、解体工事決定、2015年3月31日、閉館(休館?1)
 

顔合わせからリハーサル、ゲネプロ、そして本番、その後のMix〜MA的作業まで、PrePro/Production/Post Productionと通して付き合えたのは幸運であり、ライブビューイングやインターネット配信なども絡み、緊張感ある中でもやりがえのある楽しいシリーズでした
 

ライブショウという特性上、各演者さんに装着するワイアレスマイクが25〜35回線、+ 音楽・SE
会場内の歓声・手拍子という、観客と演者が一体となる臨場感をすくい上げる為のオーディエンスマイク!
このシリーズはいろいろな会場をめぐれること、またSCiの協力等、環境が整っていたのでオーディエンスマイク収録に徹底的にこだわってみました

音楽がオケピットでの生収録でなく、"2ミックス出し"になったというのも歓声録音に集中できる状況が整い、
理想は洋楽のロック・ポップスのライブ盤、会場の大きさを感じられ、奥行きがありながらも近い人の歓声も遠すぎず近すぎず........

コンデンサーマイクを会場のあちこち多数立て、遠くなりすぎないようにダイナミックマイクを混ぜ、ホールの3点吊りも拝借し........


トータル的な結論をまとめると、
3点吊りがホール全体の臨場感をよく捕らえる / 撮影カメラとの関係でベストな位置まで下ろせず遠くなりがち、、でもマスト
多数立てたマイクの選択 / メインマイクと補助マイクを決める、多くのマイクを混ぜたくなるが位相が悪くなり明瞭度が下がる
4006無指向性マイク+ダイナミックマイクの組み合わせは有効 / 会場での位置決めが大切
会場の後方センター高い位置でのワンポイントマイクも良好 / 全体がバランス良く捕らえられるが、いずれにせよ良好なオーディエンス・ライブエアー収録はPAさんの出音にも大きく影響される、また基本的に多目的ホールはデッド

等々

 

どうしても落とせない回線ノイズに悩まされ、外は大合唱のセミの声、ある日は大雪にも負けず、短くも濃い戦いの日々を思い出します、、、

 

***)

BlueRay 及び CD は問題ないのですが、DVD は映像160分越、音声は副音声特典含む320分越の Dolby 圧縮データが1枚に盛り込まれている為、悲しいほど音声の品質悪いです、、、、(多分映像品質も、、)